2010年3月14日日曜日

Project Euler

始めてました。

Project Eulerを知らない人のために一応解説。
簡単に言うと、プログラムを用いて数学の問題を解くっていうやつです。
(時間と気力さえあれば手でも可能)

興味のある方はこちら↓
http://projecteuler.net/

英語なんて読めねーよ!という方はこちら↓
http://odz.sakura.ne.jp/projecteuler/


3月14日現在、問題は全部で282問あります。
自分が解けてるのは今のところ34問・・。

解けてる問題番号を晒しておきます。
1-23,25,28,30,34-36,38,39,42,48,67

円周率(π)の日

さて、今年もこの日がやってまいりました。
ホワイトデー?いいえ、円周率の日です。

さて、今日3月14日は俗には「円周率の日」と呼ばれていますが、公式のものもいくつかあります。

いわゆる数検を主催している財団法人日本数学検定協会が制定した「数学の日」
日本パイ協会(食べるほうのパイです)が制定した「パイの日」

どちらも円周率の最初の並びが3-14となることにちなんでいます。

ちなみにこのブログでは去年と一昨年に、この中のうち数学の日を紹介していました。

2010年2月27日土曜日

大学受験入試結果

久しぶりのネタがこんな記事。

大学名
学部名
合否
早稲田大学文学部×
文化構想学部×
人間科学部×
明治大学文学部
中央大学文学部
法政大学文学部
学習院大学文学部×

というわけで明治大学に行くことになりました。

2009年12月7日月曜日

映画レビュー #4 雨に唄えば

さて、第四回目はミュージカル映画です。
映画のサイレントからトーキー(音声のある映画)への変遷を描いたコメディです。

あらすじ:
  サイレント映画全盛の時代、俳優ドン・ロックウッドと大女優リナ・ラモントはドル箱の映画スターであり、大スター同士のカップルともてはやされていた。しかし実際は、リナが一方的にドンに惚れているだけであった。そんな中、ドンは駆け出しの女優キャシーと恋仲になってしまう。
  やがて世界初のトーキー「ジャズ・シンガー」が大成功をおさめたことにより、ハリウッドにトーキーの波が押し寄せる。そこで彼らの映画会社では、当時作りかけだったドンとリナのサイレント映画を無理矢理トーキーにすることに決定した。しかし彼らはトーキーのノウハウを知らず、リナが致命的な悪声の持ち主であったために映画の試写会は散散な結果に終わってしまう。そんな映画を公開したら俳優人生が崩壊してしまうと危機を感じたドンとその親友コズモ、キャシーの三人は映画をミュージカルに作り替えることにした。そしてリナの声をキャシーが吹き替えるという妙案をコズモが思いつく。
  そしてこの映画は好評のうちに公開された。リナはなんとかこの人気を維持しようと撮影所のボスであるシンプソンに頼み込んで、これからもキャシーに自分の吹き替えをさせようとする。しかしこのもくろみは失敗し、変わってキャシーが新しいスターとして迎えられることとなった。

感想:
  ミュージカル映画なので、いたるところに歌やダンスが入ります。「雨に唄えば」というタイトル通り、主人公のドンが雨の中で歌いだすシーンがありますが、そこが有名です。歌っていると警官がやってくる辺りがいかにもコメディで笑えます。
  この映画の舞台はハリウッドなのですが、トーキーを作ろうと努力奮闘して苦労するシーンなどもあってちょっと親近感(?)が湧きます。(実際にそんなことが行われたのかどうかは分かりませんが

参考文献:
"雨に唄えば",フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
"雨に唄えば",goo映画

11月分の読書記録

11月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1107ページ

告白告白
個人個人の事情が複雑に絡み合ってこのような一連の事件が起きたわけだが、それがあたかも必然であったかのように思わせる作品。真相が次第に明らかになってゆくのだが、その運びは見事なもの。(でも明るい気持ちにはなれません
読了日:11月27日 著者:湊 かなえ

中学生からの哲学「超」入門―自分の意志を持つということ (ちくまプリマー新書)中学生からの哲学「超」入門―自分の意志を持つということ (ちくまプリマー新書)
「贅沢をしたい、評価されたい、偉くなりたい」といったような一般的な欲望は誰でも持つけれど、競争が起こる社会では誰でもがそれを達成できるわけではない。かといってそれを捨ててしまえば、生きる意味を失ってしまう。大切なのは、そういった欲望をもう一度編み直して、自分固有の目標を考えること。

読了日:11月25日 著者:竹田 青嗣
はじめての構造主義 (講談社現代新書)はじめての構造主義 (講談社現代新書)
構造主義の本で、数学との関連についてここまで言及してる本って確かにあんまりない
読了日:11月21日 著者:橋爪 大三郎


新しい高校生物の教科書 (ブルーバックス)新しい高校生物の教科書 (ブルーバックス)
生物学の基本的な部分に関する本。個人的には遺伝辺りが面白かった
読了日:11月15日 著者:栃内 新,左巻 健男

読書メーター


2009年11月7日土曜日

映画レビュー #3 戦場のピアニスト

第三回目は、これまた有名な「戦場のピアニスト」。
迫害から奇跡的に生き延びたユダヤ人ピアニストのお話です。

あらすじ:
  ポーランドの有名なピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンはワルシャワのラジオ局でピアノを弾いていた。ところが、突然爆風が舞い込んできた。1939年9月、第二次世界大戦が勃発し、ドイツのポーランド侵攻が始まったのだ。ポーランドは占領され、ユダヤ人への迫害は日に日にひどくなっていった。多くのユダヤ人が収容所送りにされたが、シュピルマンは警備をしていた知り合いのヘラーによって助けられ、強制的に移住させられていた地区からの脱出を決意する。しかし残されたユダヤ人やポーランド人は武力蜂起を始めたものの、ドイツ軍に敗れてワルシャワは廃墟となってしまった。そしてシュピルマンはしばらくその廃墟に隠れていたが、とうとうドイツ軍将校のヴィルム・ホーゼンフェルトに見つかってしまう。しかし、ホーゼンフェルトはシュピルマンがピアニストであることを知ると、曲を何か弾くように求めた。その後ホーゼンフェルトは、ソ連軍が侵攻して撤退を余儀なくさせられるまで、シュピルマンに食糧を運んで助けた。第二次世界大戦が終わってシュピルマンが再びこの地を訪れた時には、そこはただ空き地が広がるばかりであった。

感想:
  あらすじからして重い内容であることはよく分かると思います。ドイツ軍によるユダヤ人の無差別殺人のシーンが数多くありましたが、映像で見るとやはり衝撃的です。(自分も実際にその場所に居合わせていたら、とてもこんな感想は言えないでしょうが
  ユダヤ人を迫害したと聞くと、それに関わった人全員が悪人のように思いますが、中にはヘラーやホーゼンフェルトのように良い人もいたということがこの作品を見ると分かります。
  家族を失い、一時は食糧がなくなって内臓疾患になり死にかけたシュピルマンですが、終戦後は再びラジオ局でピアノを弾くことが出来たというのが唯一の救いではないでしょうか。最初のシーンでシュピルマンが弾いていた、ショパンの『夜想曲第20番嬰ハ短調「遺作」』という曲が有名になっていますが、むしろ自分はホーゼンフェルトに頼まれて弾いた、同じくショパンの『バラード第1番ト短調作品23』のほうが心に残っています。

参考文献:
"戦場のピアニスト",フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2009年11月1日日曜日

10月分の読書記録

10月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2226ページ

裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書)裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書)
爆笑ではないけれど・・・。裁判官というと固いイメージがあるし、実際ほとんどがそうだと思う。でも時には、自分の言葉で何か言わずにはいらないようなこともある。それが非常に人間味あふれる言葉だと言うと、裁判所のような場所では一見意外に思うかもしれない。でも逆にこういう場所だからこそ、本当に考え抜かれた言葉が出てくる。一言一言に重みがあるのはそういう理由なんじゃないだろうか
読了日:10月30日 著者:長嶺 超輝

森田療法 (講談社現代新書)森田療法 (講談社現代新書)
「こうでなきゃいけない」ということはない。人間なのだからそれから逃避したくなる気持ちも持っている。それをあるがままに認めた上で、改めて自分は何がしたいのか?ということを考えて行動を実践していく。苦しいけれど、少しずつ出来れば良い。
読了日:10月29日 著者:岩井 寛

世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
再読。ジョークが一番核心をついてるからすごい。
読了日:10月26日 著者:早坂 隆


思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)
書いてあることは「当たり前」のことだけれど、そんな「当たり前」のことを実感として思ってる人は案外少ないのではないだろうか。知識を詰め込むだけなら、コンピュータに負けるのは当たり前。それを組み合わせたりして日々の様々なことに応用するのが人間だ。そして一つのことにこだわっていると、時には息抜きのために別のことを考えたくもなるのも人間である。
読了日:10月22日 著者:外山 滋比古

インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)
情報はそれ自体の質と、それをどうやって活用できるかが大切だと思う。現代のように膨大な量の情報が瞬時に行き交う時代では、それを上手く出来るかによって圧倒的な差がつくというのは想像に難くない。
読了日:10月19日 著者:手嶋 龍一,佐藤 優

韓国人は、こう考えている (新潮新書)韓国人は、こう考えている (新潮新書)
年配の人には過去の歴史から反日派が多いけれど、若者の間では日韓の文化交流(冬ソナとか)などによって親日派が多いっていうのは確かにそんな気がする。
読了日:10月16日 著者:小針 進

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)
徹底して考えるということは、教えられることは少ないけれど大事なこと
読了日:10月13日 著者:リチャード P. ファインマン


ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
再読5,6回目ぐらい。本当に一人の人間がこんなに様々なことをしたのかと思わずにはいられない
読了日:10月11日 著者:リチャード P. ファインマン

朝鮮民族を読み解く―北と南に共通するもの (ちくま新書)朝鮮民族を読み解く―北と南に共通するもの (ちくま新書)
朝鮮民族に限ったことではないけど、他国の人の考え方を学ぶにはその国の歴史を学ばないといけないと思う。自分の考え方にあてはめて理解しようとしても理解できるものじゃない
読了日:10月07日 著者:古田 博司

読書メーター




10冊いきたかったけど、1冊足りなかったー。
この中では、『ご冗談でしょう、ファインマンさん』がおすすめだと思います。