2011年7月1日金曜日

6月分の読書記録

6月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3615ページ

対訳ラッセル 1 (現代作家シリーズ 28)対訳ラッセル 1 (現代作家シリーズ 28)
もう一回精読する予定。ラッセルさんの文章は確かに難しいところもあるけど、ゆっくり読めばちゃんと分かる
読了日:06月30日 著者:ラッセル
フリーター、家を買う。フリーター、家を買う。
タイトルから予想した内容とはいい意味で裏切られたような気がします
読了日:06月27日 著者:有川 浩
情報処理教科書 情報セキュリティスペシャリスト 2011年版情報処理教科書 情報セキュリティスペシャリスト 2011年版
読了日:06月26日 著者:上原 孝之
フランス革命の社会史 (世界史リブレット)フランス革命の社会史 (世界史リブレット)
フランス史の本を読んだことがなかったので、とりあえず有名どころのフランス革命から
読了日:06月22日 著者:松浦 義弘
情報セキュリティスペシャリスト午後オリジナル問題集〈2011年度版〉情報セキュリティスペシャリスト午後オリジナル問題集〈2011年度版〉
とりあえず一通り解いた。結構長かった…
読了日:06月21日 著者:野崎 高弘
悪徳の栄え〈下〉 (河出文庫)悪徳の栄え〈下〉 (河出文庫)
上下巻終了。悪徳の哲学に関しては前半のほうが量は多かったけど、後半のほうがより印象的ではあったかも。悪徳の規模がとてつもないものになっていく。そして最終的には親しいお友達も亡くしてしまうことになる
読了日:06月20日 著者:マルキ・ド サド,マルキ・ド・サド
志学数学―研究の諸段階・発表の工夫 (シュプリンガー数学クラブ)志学数学―研究の諸段階・発表の工夫 (シュプリンガー数学クラブ)
数学が専門ではないけれど読みました。趣味で数学をやっているに過ぎないけれど、だからこそ競争とか気にしてないからゆっくり数学出来るっていうのはあるかも
読了日:06月14日 著者:伊原 康隆
悪徳の栄え〈上〉 (河出文庫)悪徳の栄え〈上〉 (河出文庫)
マルキ・ド・サドの作品を初めて読んだ。ただ卑猥だったり残虐だったりするだけじゃなくて、その行動を支える思想や心理描写が描いてあるっていうのが文学的に高く評価されてる理由なのかな
読了日:06月13日 著者:マルキ・ド サド,マルキ・ド・サド
理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)
面白そうだったの読んだ。ただ、例えば有名なパラドックスみたいな導入的な部分がメインだったから、まあ雰囲気が分かればいいっていう本かなぁ。やっぱもっとちゃんと理解するなら専門書を読まないと分からないね
読了日:06月08日 著者:高橋 昌一郎
フランス文学案内 (岩波文庫)フランス文学案内 (岩波文庫)
フランスの代表的な文学作品とその歴史的背景などを紹介する本。中世なんかはほとんど知らなかったのでなかなか面白かった。でもやっぱり自分は19世紀~20世紀初頭の頃の作品が好きなんだなぁ
読了日:06月03日 著者:渡辺 一夫,鈴木 力衛

読書メーター

2011年6月1日水曜日

5月分の読書記録

5月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:5015ページ

まなざしの地獄まなざしの地獄
ゼミの教科書になってたから読んだ
読了日:05月31日 著者:見田 宗介
クリスマス・カロル (新潮文庫)クリスマス・カロル (新潮文庫)
あんまり王道的な作品を読んでいないので自分にはちょっと物足りなかった気もするけど、良い本だとは思う。大体どの人に薦めても不評は買わないかなあ
読了日:05月30日 著者:ディケンズ
痴人の愛 (新潮文庫)痴人の愛 (新潮文庫)
初めて谷崎潤一郎の作品を読んだけれど、これはなかなか良い。ところどころで昔シャボンで洗ってやったこととかをもう一度やってみたり、思い出してみたり。そして最終的にはもう奴隷同然になってしまう
読了日:05月29日 著者:谷崎 潤一郎
私の男 (文春文庫)私の男 (文春文庫)
再読。全体としてもそうだけれど、やっぱり特に1章が圧倒的。だから、この本を初回で読むときには1章で引き込まれる。だけど、この本を本当に味わいたいなら、時系列通りに読んで最後に1章を読むと花と淳悟の気持ちが追える。15年たった後の、もはや過去の情愛しか残っていない気持ち。本当に、これからどうすれば幸せになれるのだろう。再読しないではいられない
読了日:05月27日 著者:桜庭 一樹
だまされ上手が生き残る 入門! 進化心理学 (光文社新書)だまされ上手が生き残る 入門! 進化心理学 (光文社新書)
教科書に指定されてたので一応一通り読んだ
読了日:05月22日 著者:石川 幹人
イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)
たまに入るリアルな描写が好きだな。ただの粥なのに今ではそれを待ち焦がれているとか、、
読了日:05月18日 著者:ソルジェニーツィン
ファウスト〈2〉 (新潮文庫)ファウスト〈2〉 (新潮文庫)
やっと読み終わった。本当に色んな要素が盛り込まれていて、全部追い切れなかった。再読するときは、ギリシャ神話と聖書をちゃんと読んでからのほうがいいかもしれない
読了日:05月17日 著者:ゲーテ
ファウスト〈1〉 (新潮文庫)ファウスト〈1〉 (新潮文庫)
色々な要素が出てきて、全部は多分掴めてないけども。自分が心から実感したことでないと意味ないとか、恋愛に関するところとかはいいなと思った。後半に期待
読了日:05月09日 著者:ゲーテ
哲学の教科書 (講談社学術文庫)哲学の教科書 (講談社学術文庫)
哲学がすんなりとよく「理解」出来てしまう人は、あんまり哲学者には向かない。むしろ本当に当たり前で普通の人がなんとも思わないようなことでつまづく人のほうが哲学の素養がある。考え抜くことが重要
読了日:05月08日 著者:中島 義道
私の男 (文春文庫)私の男 (文春文庫)
この本を読んで良かった。桜庭一樹の作品の中ではこれが一番好きだ。逃れたくても逃れられない、むしろ本能的に喜びを感じてしまう。15年という月日は彼らにとってどういうものだったんだろう。ただ、個人的には時間を遡らなくても時系列通りでいいかなと思った
読了日:05月06日 著者:桜庭 一樹
少女には向かない職業 (創元推理文庫)少女には向かない職業 (創元推理文庫)
実際に起きたのは大変な事件だけど、起きた原因は誰が経験してもおかしくないような、そんな何気ないことだった
読了日:05月03日 著者:桜庭 一樹
ダロウェイ夫人 (角川文庫)ダロウェイ夫人 (角川文庫)
うーん…やっぱりこの書き方に慣れないと読みにくい。誰がしゃべってるのか分からなくなることがしばしば
読了日:05月03日 著者:ヴァージニア ウルフ
自殺について 他四篇 (岩波文庫)自殺について 他四篇 (岩波文庫)
認識できる世界に生きて(現象して)しまったら、人間必ずいつかは死ぬ。でも死ぬことはただ単に認識できる世界にある表象(知性)が消えるだけで、物自体としての意志は消えないと。意志自体は不滅(実際はこの言葉は認識できる世界の言葉のアナロジーで、認識できない意志の世界には不滅や消滅、主観と客観、時間すら存在しない)である。この辺はなんとなく分かったんだけど、その意志と知性を父と母がそれぞれ持っていて、子供がそれを授かるっていうのはよく分からなかった…
読了日:05月03日 著者:ショウペンハウエル
「人間嫌い」のルール (PHP新書)「人間嫌い」のルール (PHP新書)
共感出来る部分がたくさんあった。再読したい。ただ、ここに書いてあったことを実践するには自分も相当な時間かかると思う
読了日:05月01日 著者:中島 義道
心理学 (New Liberal Arts Selection)心理学 (New Liberal Arts Selection)
認知心理学、発達心理学、社会心理学、臨床心理学の四分野を軸とした心理学の入門書。特に発達心理学と臨床心理学はまだ定説と呼べるものがそんなにない分野が多いから、概論だけだと良く分からないと思った
読了日:05月01日 著者:無藤 隆,遠藤 由美,玉瀬 耕治,森 敏昭

読書メーター

2011年5月1日日曜日

4月分の読書記録

4月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:6219ページ

行動分析学入門 ―ヒトの行動の思いがけない理由 (集英社新書)行動分析学入門 ―ヒトの行動の思いがけない理由 (集英社新書)
行動分析にちょっと興味があったから読んだ。行動が発現するにせよ消滅するにせよ、それには必ず目に見える変化があると想定して考えるのかな
読了日:04月30日 著者:杉山 尚子
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学 (ブルーバックス)カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学 (ブルーバックス)
遺伝子の名前とかその辺は結構飛ばして読んだ。細胞が(胚から)分化してくのは、ある特定の遺伝子しか発現しないようになるからとか環境からの影響によってそうなるとかいうのが分かればいいかな
読了日:04月30日 著者:デイヴィッド・サダヴァ,クレイグ.H・ヘラー,ゴードン.H・オーリアンズ,ウィリアム.K・パーヴィス,デイヴィッド.M・ヒリス
iPS細胞 世紀の発見が医療を変える (平凡社新書)iPS細胞 世紀の発見が医療を変える (平凡社新書)
生物学に興味があって読んだのだけれど、最後のまとめはどちらかというと倫理的な問題とか社会に焦点を当てていた気がする。医療がメインだからしょうがないのかも。まあ概要は分かったしそれなりに面白かった
読了日:04月28日 著者:八代 嘉美
蠅の王 (新潮文庫)蠅の王 (新潮文庫)
あらすじに惹かれて読んだ。もし子供でなくて大人だったとしても、こういう状況に陥らないと言い切れるだろうか?
読了日:04月25日 著者:ウィリアム・ゴールディング,平井 正穂,William Golding
闇の子供たち闇の子供たち
子供のほうを中心に描いたものだと思っていたが、そうではなく児童買春や臓器売買に対する活動を中心に描いたものだった。この問題する対する解決策は、今でもほとんど掴めていないような気がする
読了日:04月24日 著者:梁 石日
人間ぎらい (新潮文庫)人間ぎらい (新潮文庫)
現代の日本でも、こういう状況は少なからずあるような気がした
読了日:04月23日 著者:モリエール
自負と偏見 (新潮文庫)自負と偏見 (新潮文庫)
特に重大な事件が起こるわけでもなく、結婚するまでの過程を描いた作品。やっぱりエリザベスとダーシーとのやりとりが一番上手いと思う。ただ、そのやりとりが出てくるのが主に後半からなので、前半は結構退屈かもしれない
読了日:04月22日 著者:J. オースティン
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第2巻 分子遺伝学 (ブルーバックス)カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第2巻 分子遺伝学 (ブルーバックス)
アメリカの教科書は図が多くて楽しい。個人的にはウイルスの話が面白かった。ウイルスは自分で増殖する機構を持たないから、自分が持ってるRNAからDNAを逆転写して宿主となる細胞(または菌)にそれを付ける。そして宿主細胞(菌)の機構を利用して自分自身を生産させる
読了日:04月21日 著者:デイヴィッド・サダヴァ,クレイグ.H・ヘラー,ゴードン.H・オーリアンズ,ウィリアム.K・パーヴィス,デイヴィッド.M・ヒリス
孤独について―生きるのが困難な人々へ (文春文庫)孤独について―生きるのが困難な人々へ (文春文庫)
一番印象に残ったのは、リアルな悩みは深刻で崇高なものではなく陰湿で矮小なものであるというところ
読了日:04月18日 著者:中島 義道
赤と黒 (下巻) (新潮文庫)赤と黒 (下巻) (新潮文庫)
上巻はほとんど恋愛小説の要素しかなく下巻のメインのテーマもそうであるが、よく読んでみると政治的な要素なども含まれている
読了日:04月17日 著者:スタンダール
九つの、物語九つの、物語
わりと簡単に読めた
読了日:04月16日 著者:橋本 紡
エリートセックス (幻冬舎新書)エリートセックス (幻冬舎新書)
タイトルの語感に反して、真面目な本。セックスに一番必要なのはテクニックではない
読了日:04月14日 著者:加藤 鷹
残虐記残虐記
少女がその当時何を考えていたかが描かれているのが面白かった
読了日:04月14日 著者:桐野 夏生
科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)
気になったから読んだ
読了日:04月13日 著者:戸田山 和久
青い麦 (集英社文庫)青い麦 (集英社文庫)
フィルはヴァンカの気持ちに気づくことは出来なかったのね
読了日:04月09日 著者:コレット
「わからない」という方法 (集英社新書)「わからない」という方法 (集英社新書)
自分が考えてるものが結構あった気がする。分からないからやる、"へん"のほうが"へんじゃない"より得など
読了日:04月09日 著者:橋本 治
推定少女 (角川文庫)推定少女 (角川文庫)
白雪がどんなことを考えていたのか気になる
読了日:04月07日 著者:桜庭 一樹
赤と黒 (上) (新潮文庫)赤と黒 (上) (新潮文庫)
上巻終わり。上巻まででもジュリヤンが最初の頃からかなり変わっているのが分かる
読了日:04月06日 著者:スタンダール
百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))
やっと読み終わった。全体としては、一族の繁栄を魔術的な道具や不思議な現象に絡めて描いていて面白かった。ただ、前半のほうの不思議な道具を持ってきた人たちがそれほど後の物語の伏線になっていなかったり、タイトルの一部にもなっている”孤独”がちょっと断片的にしか書かれていないような気がした。でも、十分読むに値する本だと思う
読了日:04月01日 著者:ガブリエル ガルシア=マルケス

読書メーター

2011年4月2日土曜日

3月分の読書記録

3月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2886ページ

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)
再読
読了日:03月31日 著者:竹内 薫


数学セミナー 2011年 04月号 [雑誌]数学セミナー 2011年 04月号 [雑誌]
ほとんど理解出来てないような気がするけどとりあえずまあ一通り読んだ。去年辺りまでは全く理解できなかったけど、キーワード拾えるぐらいにはなったような気がする
読了日:03月28日 著者:

田園交響楽 (新潮文庫)田園交響楽 (新潮文庫)
ジッドの小説は独特だ。狭き門を読んだときにも思ったけど、あとがきにも書いてある通り、”まとまった小説”ではなくて”未完成な小説”という感じがする。もちろん悪い意味ではなく、何かを伝えるために書いたというよりは作者の心情をそのまま書いたという気がする
読了日:03月28日 著者:ジッド
ゼロの使い魔20 古深淵(いにしえ)の聖地 (MF文庫J)ゼロの使い魔20 古深淵(いにしえ)の聖地 (MF文庫J)
ルイズがあんまり出てこない回。聖地の正体がそろそろ見えてきたようなところ
読了日:03月23日 著者:ヤマグチ ノボル


嵐が丘 (新潮文庫)嵐が丘 (新潮文庫)
一番最後で、やっと平穏とも言える生活を取り戻した。甘やかされていることが不幸の原因になっていることがかなりあった気がした
読了日:03月21日 著者:E・ブロンテ
計算理論の基礎 [原著第2版] 1.オートマトンと言語計算理論の基礎 [原著第2版] 1.オートマトンと言語
正規表現、決定性有限オートマトン、非決定性有限オートマトンは等価。文脈自由文法と非決定性プッシュダウンオートマトンは等価だが、決定性プッシュダウンオートマトンは等価でない
読了日:03月18日 著者:Michael Sipser
不思議の国のアリス (新潮文庫)不思議の国のアリス (新潮文庫)
原作はこんな感じだったのか。言葉遊びが色々あって、展開もどんどん変わっていく
読了日:03月14日 著者:ルイス キャロル


ストーリー・セラーストーリー・セラー
他の作品に比べるとそれほど強い読了感はない。割とあっさりと終わる
読了日:03月09日 著者:有川 浩


絶対わかる無機化学 (絶対わかる化学シリーズ)絶対わかる無機化学 (絶対わかる化学シリーズ)
個人的にはちょっと分かりにくい本だった。説明が簡単すぎたりして何でそうなるのか理解できないことが多かった
読了日:03月09日 著者:齋藤 勝裕,渡會 仁

カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス)カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス)
再読。植物のところは流し読みで、人間に関するところを割と読んだ
読了日:03月07日 著者:クレイグ・H・ヘラー,ゴードン・H・オーリアンズ,デイヴィッド・M・ヒリス,デイヴィッド・サダヴァ

月と六ペンス (新潮文庫)月と六ペンス (新潮文庫)
芸術の真髄、というとよくわからないものと思われがちだし実際そうなんだろうと思う。だけれどこの小説はストリックランドとダークの対立といったような形でそれを簡単に示してくれる。難しいレトリックなどを使わないで端的に書いてあるところが素朴で良いと思う
読了日:03月01日 著者:サマセット・モーム

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