2011年11月1日火曜日

10月分の読書記録

10月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2486ページ
ナイス数:14ナイス

ソクラテスの弁明―エウチュプロン,クリトン (1968年) (角川文庫)ソクラテスの弁明―エウチュプロン,クリトン (1968年) (角川文庫)
ソクラテスが不敬罪と青少年堕落の罪で訴えられた時の弁明とその他二編。ソクラテスはあくまで論理的な人だった
読了日:10月31日 著者:プラトン
ローマの歴史 (中公文庫)ローマの歴史 (中公文庫)
ロムルスがローマを建国したところから西ローマ滅亡までの古代ローマの歴史。その歴史自体が1000年以上もあり長いので、簡潔に書くとどこかを削らなくてはなかったり全てを書こうとすると分厚くなりすぎてしまったりするが、この本は程良い感じにまとまっている。しかもただまとまっているだけでなく、単なる文字の羅列になっておらずある種の軽快さが感じるられる文章でありながら、史実の認定にもやや慎重であるというところが評価出来る。初めて古代ローマの歴史に触れる人にも読みやすいと本と言えると思う
読了日:10月30日 著者:I. モンタネッリ
人間機械論 (岩波文庫 青 620-1)人間機械論 (岩波文庫 青 620-1)
短いけど結構読むの大変
読了日:10月26日 著者:ド・ラ・メトリ
人さまざま (岩波文庫 青 609-1)人さまざま (岩波文庫 青 609-1)
心理学における性格類型の起源だととある本に書いてあったので、参考までに読んでみました。わりと素朴な感じの本ですね
読了日:10月25日 著者:テオプラストス
青年のための読書クラブ (新潮文庫)青年のための読書クラブ (新潮文庫)
女の子を主人公とした、何代かに渡る物語。赤朽葉家の伝説より短い話だけどこれも面白い
読了日:10月22日 著者:桜庭 一樹
情報セキュリティスペシャリスト午後オリジナル問題集〈2011年度版〉情報セキュリティスペシャリスト午後オリジナル問題集〈2011年度版〉
2回目受けました
読了日:10月18日 著者:野崎 高弘
[Web開発者のための]大規模サービス技術入門 ―データ構造、メモリ、OS、DB、サーバ/インフラ (WEB+DB PRESS plusシリーズ)[Web開発者のための]大規模サービス技術入門 ―データ構造、メモリ、OS、DB、サーバ/インフラ (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
実例が出てくるから面白い。個人的には、全文検索のところが好きかなぁ
読了日:10月10日 著者:伊藤 直也,田中 慎司

2011年10月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2011年10月10日月曜日

9月分の読書記録

9月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1044ページ
ナイス数:11ナイス

伊藤真の刑法入門―講義再現版伊藤真の刑法入門―講義再現版
とりあえず一読。刑法は法律の中でもかなり厳格なものらしく、論理的で良いと思った(特に総論)
読了日:09月26日 著者:伊藤 真
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)
再読
読了日:09月08日 著者:リチャード P. ファインマン
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
再読。いつ読んでも面白い
読了日:09月05日 著者:リチャード P. ファインマン
人形の家―三幕 (新潮文庫)人形の家―三幕 (新潮文庫)
最後にノラがとった行動はもちろん全てが良いとは言い切れないけれど、自分も人間であり自由があると悟ってしまったらそうするしかないだろうな、とは思った。実際にはそう出来ないことのほうが多いのかもしれないけれど
読了日:09月03日 著者:イプセン

2011年9月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2011年9月1日木曜日

8月分の読書記録

8月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3438ページ
ナイス数:18ナイス

直感でつかむ大学生の微積分直感でつかむ大学生の微積分
再読
読了日:08月31日 著者:村上 仙瑞
テキスト臨床心理学 1テキスト臨床心理学 1
とりあえず一読。細かいところを知るなら日本の教科書でもいいけれど、海外の教科書は体系的に載っているのがよいと思う。最初に臨床心理学とはどのようなものか俯瞰してからじゃないと、理解するのが難しくなる。そのうち原著で読むかもしれない。(これは第9版の訳で、原著は既に第11版が出てる
読了日:08月28日 著者:G.C.デビソン
図説 世界の歴史〈3〉古代ローマとキリスト教図説 世界の歴史〈3〉古代ローマとキリスト教
再読。ギリシャなどの古代文明が信頼が疑われ始めたけれど、キリスト教が新しい文明とでも言えるようなものの原動力になったと
読了日:08月25日 著者:J.M. ロバーツ,本村 凌二
疑似科学と科学の哲学疑似科学と科学の哲学
創造科学、占星術、超心理学、代替医療(のうちホメオパシーなどの一部のもの)などいわゆる疑似科学と呼ばれているものを題材として、科学と非科学の線引きを考えるもの。個人的には5章の確率、統計が一番面白かった
読了日:08月24日 著者:伊勢田 哲治
科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)
再読
読了日:08月21日 著者:戸田山 和久
ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)
ローマの誕生、共和制への移行、同時代のギリシア・ペルシアの動向まで。なかなか面白かった
読了日:08月20日 著者:塩野 七生
図説 世界の歴史〈2〉古代ギリシアとアジアの文明図説 世界の歴史〈2〉古代ギリシアとアジアの文明
再読
読了日:08月19日 著者:J.M. ロバーツ,桜井 万里子
恐るべき子供たち (岩波文庫)恐るべき子供たち (岩波文庫)
これだけ詩的な表現が頻出する小説を久しぶりに読んだ気がする。内容は悲劇的なものなのだけれど、、
読了日:08月16日 著者:コクトー
図説 世界の歴史〈1〉「歴史の始まり」と古代文明図説 世界の歴史〈1〉「歴史の始まり」と古代文明
再読。シュメール文明、古代エジプト文明は本書にも書かれている通り比較的独立したものなので分かりやすい。しかし古代では、すでに先史時代から存在している遊牧民がかなりの影響を及ぼしていることも忘れてはならない。まとまった文献があまりないから、書くときは「~人(族)が~国を建てた」としかできないのが忘れられがちな理由なのかもしれないが…
読了日:08月16日 著者:J.M. ロバーツ,青柳 正規
ギルガメシュ叙事詩 (ちくま学芸文庫)ギルガメシュ叙事詩 (ちくま学芸文庫)
今から数千年も前にこんな文学作品があったというのは驚き。特に注目に値するのは、洪水の話が聖書に類似しているのもそうだけれど、ギルガメシュが最後に死を受け入れるという点である。現代でも通用するテーマでもある死が、この時点で登場しているのが本当に素晴らしい
読了日:08月13日 著者:
人間不平等起源論 (光文社古典新訳文庫)人間不平等起源論 (光文社古典新訳文庫)
岩波文庫のほうをメインに読んでるので、こっちは本文は軽く解説を詳しく読んだ
読了日:08月10日 著者:ジャン=ジャック ルソー
図説世界の歴史 (4)図説世界の歴史 (4)
イスラーム、ビザンツ帝国、ヨーロッパの成立。シーア派、スンニ派は今でもニュースで見かける気がする
読了日:08月05日 著者:J.M.ロバーツ
集合への30講 (数学30講シリーズ)集合への30講 (数学30講シリーズ)
面白そうだったので。基数と順序数の違いが分かりやすい
読了日:08月02日 著者:志賀 浩二

読書メーター

2011年8月1日月曜日

7月分の読書記録

7月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2906ページ
ナイス数:22ナイス

図説 世界の歴史〈3〉古代ローマとキリスト教図説 世界の歴史〈3〉古代ローマとキリスト教
ローマ帝国と一口に言っても、時代によってかなり違いがある。西ローマ帝国と東ローマ帝国への分裂が教会の分裂にかなりの影響を及ぼしている
読了日:07月31日 著者:J.M. ロバーツ,本村 凌二
図説 世界の歴史〈2〉古代ギリシアとアジアの文明図説 世界の歴史〈2〉古代ギリシアとアジアの文明
アテナイとスパルタについて詳しく書いてあって面白かった
読了日:07月29日 著者:J.M. ロバーツ,桜井 万里子
図説 世界の歴史〈1〉「歴史の始まり」と古代文明図説 世界の歴史〈1〉「歴史の始まり」と古代文明
古代エジプト文明は恐ろしく長く続いたけど、古代ギリシアみたいな哲学思想を生み出すことはなかった、シュメール人のギルガメシュ叙事詩には死を受け入れる描写があったなどなど色々面白かったです
読了日:07月28日 著者:J.M. ロバーツ,青柳 正規
大学教育について (岩波文庫)大学教育について (岩波文庫)
古典は最低限必要な言葉だけを使って書かれている、教師の役割は自分の思想を押し付けることではなくどの思想が正しいか考える力を付けさせること。今の教育でも十分に通用する、むしろ現代になっても未だに解決されていない問題がここに述べられていました。特に重要だと思ったものは、真に効果のある道徳教育は、大学でなされるものではなく家庭でなされるものだということです
読了日:07月24日 著者:J.S.ミル
カラー版 西洋美術史カラー版 西洋美術史
主に絵画に興味があるのだけれど、全然知らなかったので最初の本として
読了日:07月23日 著者:高階 秀爾
はじめてのロシア語 (講談社現代新書)はじめてのロシア語 (講談社現代新書)
レポート用に読んだ。文法というより、日本とロシアの文化に触れてる箇所のほうが多い気がする。動詞の現在変化がかなり後ろのほうにある
読了日:07月17日 著者:中沢 英彦
人間不平等起原論 (岩波文庫)人間不平等起原論 (岩波文庫)
とりあえず一読。自然状態においては人間にとって不平等はほとんど問題にならなかったけど、理性などが発達してくるにつれて不平等が出て来たと。もう一回詳しく読みます
読了日:07月15日 著者:J.J. ルソー
いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか (講談社現代新書)いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか (講談社現代新書)
教科書指定されてたから読んだ。環境に問題があるらしい
読了日:07月11日 著者:内藤 朝雄
新編 普通をだれも教えてくれない (ちくま学芸文庫)新編 普通をだれも教えてくれない (ちくま学芸文庫)
なんとなく気晴らしとして読んだ
読了日:07月10日 著者:鷲田 清一
眩暈(めまい)眩暈(めまい)
誰もが互いを誤解して話が進んでいき、キーンには現実か妄想か分からない事態が生じる。青色に捕らわれて、何回も出てくるのが印象的だった。それぐらいは言えるけど、この本を総括するような感想は書けない、、また再読したい
読了日:07月10日 著者:エリアス カネッティ

読書メーター

2011年7月1日金曜日

6月分の読書記録

6月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3615ページ

対訳ラッセル 1 (現代作家シリーズ 28)対訳ラッセル 1 (現代作家シリーズ 28)
もう一回精読する予定。ラッセルさんの文章は確かに難しいところもあるけど、ゆっくり読めばちゃんと分かる
読了日:06月30日 著者:ラッセル
フリーター、家を買う。フリーター、家を買う。
タイトルから予想した内容とはいい意味で裏切られたような気がします
読了日:06月27日 著者:有川 浩
情報処理教科書 情報セキュリティスペシャリスト 2011年版情報処理教科書 情報セキュリティスペシャリスト 2011年版
読了日:06月26日 著者:上原 孝之
フランス革命の社会史 (世界史リブレット)フランス革命の社会史 (世界史リブレット)
フランス史の本を読んだことがなかったので、とりあえず有名どころのフランス革命から
読了日:06月22日 著者:松浦 義弘
情報セキュリティスペシャリスト午後オリジナル問題集〈2011年度版〉情報セキュリティスペシャリスト午後オリジナル問題集〈2011年度版〉
とりあえず一通り解いた。結構長かった…
読了日:06月21日 著者:野崎 高弘
悪徳の栄え〈下〉 (河出文庫)悪徳の栄え〈下〉 (河出文庫)
上下巻終了。悪徳の哲学に関しては前半のほうが量は多かったけど、後半のほうがより印象的ではあったかも。悪徳の規模がとてつもないものになっていく。そして最終的には親しいお友達も亡くしてしまうことになる
読了日:06月20日 著者:マルキ・ド サド,マルキ・ド・サド
志学数学―研究の諸段階・発表の工夫 (シュプリンガー数学クラブ)志学数学―研究の諸段階・発表の工夫 (シュプリンガー数学クラブ)
数学が専門ではないけれど読みました。趣味で数学をやっているに過ぎないけれど、だからこそ競争とか気にしてないからゆっくり数学出来るっていうのはあるかも
読了日:06月14日 著者:伊原 康隆
悪徳の栄え〈上〉 (河出文庫)悪徳の栄え〈上〉 (河出文庫)
マルキ・ド・サドの作品を初めて読んだ。ただ卑猥だったり残虐だったりするだけじゃなくて、その行動を支える思想や心理描写が描いてあるっていうのが文学的に高く評価されてる理由なのかな
読了日:06月13日 著者:マルキ・ド サド,マルキ・ド・サド
理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)
面白そうだったの読んだ。ただ、例えば有名なパラドックスみたいな導入的な部分がメインだったから、まあ雰囲気が分かればいいっていう本かなぁ。やっぱもっとちゃんと理解するなら専門書を読まないと分からないね
読了日:06月08日 著者:高橋 昌一郎
フランス文学案内 (岩波文庫)フランス文学案内 (岩波文庫)
フランスの代表的な文学作品とその歴史的背景などを紹介する本。中世なんかはほとんど知らなかったのでなかなか面白かった。でもやっぱり自分は19世紀~20世紀初頭の頃の作品が好きなんだなぁ
読了日:06月03日 著者:渡辺 一夫,鈴木 力衛

読書メーター

2011年6月1日水曜日

5月分の読書記録

5月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:5015ページ

まなざしの地獄まなざしの地獄
ゼミの教科書になってたから読んだ
読了日:05月31日 著者:見田 宗介
クリスマス・カロル (新潮文庫)クリスマス・カロル (新潮文庫)
あんまり王道的な作品を読んでいないので自分にはちょっと物足りなかった気もするけど、良い本だとは思う。大体どの人に薦めても不評は買わないかなあ
読了日:05月30日 著者:ディケンズ
痴人の愛 (新潮文庫)痴人の愛 (新潮文庫)
初めて谷崎潤一郎の作品を読んだけれど、これはなかなか良い。ところどころで昔シャボンで洗ってやったこととかをもう一度やってみたり、思い出してみたり。そして最終的にはもう奴隷同然になってしまう
読了日:05月29日 著者:谷崎 潤一郎
私の男 (文春文庫)私の男 (文春文庫)
再読。全体としてもそうだけれど、やっぱり特に1章が圧倒的。だから、この本を初回で読むときには1章で引き込まれる。だけど、この本を本当に味わいたいなら、時系列通りに読んで最後に1章を読むと花と淳悟の気持ちが追える。15年たった後の、もはや過去の情愛しか残っていない気持ち。本当に、これからどうすれば幸せになれるのだろう。再読しないではいられない
読了日:05月27日 著者:桜庭 一樹
だまされ上手が生き残る 入門! 進化心理学 (光文社新書)だまされ上手が生き残る 入門! 進化心理学 (光文社新書)
教科書に指定されてたので一応一通り読んだ
読了日:05月22日 著者:石川 幹人
イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)
たまに入るリアルな描写が好きだな。ただの粥なのに今ではそれを待ち焦がれているとか、、
読了日:05月18日 著者:ソルジェニーツィン
ファウスト〈2〉 (新潮文庫)ファウスト〈2〉 (新潮文庫)
やっと読み終わった。本当に色んな要素が盛り込まれていて、全部追い切れなかった。再読するときは、ギリシャ神話と聖書をちゃんと読んでからのほうがいいかもしれない
読了日:05月17日 著者:ゲーテ
ファウスト〈1〉 (新潮文庫)ファウスト〈1〉 (新潮文庫)
色々な要素が出てきて、全部は多分掴めてないけども。自分が心から実感したことでないと意味ないとか、恋愛に関するところとかはいいなと思った。後半に期待
読了日:05月09日 著者:ゲーテ
哲学の教科書 (講談社学術文庫)哲学の教科書 (講談社学術文庫)
哲学がすんなりとよく「理解」出来てしまう人は、あんまり哲学者には向かない。むしろ本当に当たり前で普通の人がなんとも思わないようなことでつまづく人のほうが哲学の素養がある。考え抜くことが重要
読了日:05月08日 著者:中島 義道
私の男 (文春文庫)私の男 (文春文庫)
この本を読んで良かった。桜庭一樹の作品の中ではこれが一番好きだ。逃れたくても逃れられない、むしろ本能的に喜びを感じてしまう。15年という月日は彼らにとってどういうものだったんだろう。ただ、個人的には時間を遡らなくても時系列通りでいいかなと思った
読了日:05月06日 著者:桜庭 一樹
少女には向かない職業 (創元推理文庫)少女には向かない職業 (創元推理文庫)
実際に起きたのは大変な事件だけど、起きた原因は誰が経験してもおかしくないような、そんな何気ないことだった
読了日:05月03日 著者:桜庭 一樹
ダロウェイ夫人 (角川文庫)ダロウェイ夫人 (角川文庫)
うーん…やっぱりこの書き方に慣れないと読みにくい。誰がしゃべってるのか分からなくなることがしばしば
読了日:05月03日 著者:ヴァージニア ウルフ
自殺について 他四篇 (岩波文庫)自殺について 他四篇 (岩波文庫)
認識できる世界に生きて(現象して)しまったら、人間必ずいつかは死ぬ。でも死ぬことはただ単に認識できる世界にある表象(知性)が消えるだけで、物自体としての意志は消えないと。意志自体は不滅(実際はこの言葉は認識できる世界の言葉のアナロジーで、認識できない意志の世界には不滅や消滅、主観と客観、時間すら存在しない)である。この辺はなんとなく分かったんだけど、その意志と知性を父と母がそれぞれ持っていて、子供がそれを授かるっていうのはよく分からなかった…
読了日:05月03日 著者:ショウペンハウエル
「人間嫌い」のルール (PHP新書)「人間嫌い」のルール (PHP新書)
共感出来る部分がたくさんあった。再読したい。ただ、ここに書いてあったことを実践するには自分も相当な時間かかると思う
読了日:05月01日 著者:中島 義道
心理学 (New Liberal Arts Selection)心理学 (New Liberal Arts Selection)
認知心理学、発達心理学、社会心理学、臨床心理学の四分野を軸とした心理学の入門書。特に発達心理学と臨床心理学はまだ定説と呼べるものがそんなにない分野が多いから、概論だけだと良く分からないと思った
読了日:05月01日 著者:無藤 隆,遠藤 由美,玉瀬 耕治,森 敏昭

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