2009年1月31日土曜日

たまにはくだけた(?)感想を

ということで久々に本の感想。

・読んだ本(著者 題名)
ダニエル・キイス アルジャーノンに花束を

--あらすじ(早川書房、ダニエル・キイス文庫より)--
32歳になっても幼児の知識しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードン。そんな彼に、夢のような話が舞いこんだ。大学の偉い先生が頭をよくしてくれるというのだ。この申し出にとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に、連日検査を受けることに。やがて手術により、チャーリイは天才に変貌したが……長知能を手に入れた青年のアイと憎しみ、喜びと孤独を通して人間の心の真実に迫り、全世界が涙した現代の聖書
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実はこの本を読むのは3(4?)回目だったりします。
なんていうか、何回読んでもいい本です。
ダニエル・キイスさんすごいです。

…さて、ここから数行あらすじっぽくなってる部分があります。
なんで書いたのかわからないけど、気づいたら書いてたからそのまま掲載。
もしかしたらネタバレ含んでるかもしれないので反転しないとみれないようにしておきます。



チャーリイは白痴であったため読み書きもまともにできなかったが、彼は努力家であり友人や(読み書きなどを教えている)先生を喜ばせたいという一心で努力を続けていた。
しかし手術により、彼が友人だと思っていた人々はただ単に彼を馬鹿にしていただけと気付き、かえって友人を失くしてしまう。
さらに彼の知的成長は尋常でない早さであったため、わずか数週間で大学教授の知識をも凌駕してしまう。
チャーリイは大学教授が決して"天才"などではなく、自分の知識の浅薄さを隠そうとしているのを発見し、人間の浅はかさを知る。
彼は最初のほうでは知的成長が早すぎて情緒的な成長が追い付かず、自分の感情を表すということに関しては未熟であったためしばしば周りとトラブルを起こしていた。
しかし物語が進むにつれて、彼は次第に成熟してゆく。
そこから先がこの物語の重要なところである。



さて、ここからが感想(?)
物語の一番最後のアリス・キニアンとの会話の場面が一番印象深かった。
ここが一番悲しいところだと思う。

%なんか文章全然まとまってないな、、、