2010年5月1日土曜日

4月分の読書記録

4月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3284ページ

GOSICK  ―ゴシック― (角川文庫)GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)
面白い。ヴィクトリカさんはツンデレなのでしょうか
読了日:04月30日 著者:桜庭 一樹


Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
Twitterの社会的な意味についての本。んでもTwitterは基本的には、それぞれが自由に使って良い
読了日:04月29日 著者:津田 大介

ハイデガー―すべてのものに贈られること:存在論 (入門・哲学者シリーズ)ハイデガー―すべてのものに贈られること:存在論 (入門・哲学者シリーズ)
我々は道具を通して目的に向かう目的-手段-連関にいつも没頭している。それゆえ世界に先立つ自己などはなく、我々はこの世界に存在するもの、つまり世界-内-存在である。しかし世界-内-存在は、あたかも仕事で別の人が働いても同じ仕事ができる場合のように、取り換えが効く存在である。これは人間の本来のありかではない。人間にとって取り換えが効かないこととは、その人が死ぬことである。人間は死んでかけがえのない存在になると共に消滅してしまう。普段我々はこのことを忘れているだけなのだ。という感じか。前半部分のまとめ
読了日:04月28日 著者:貫 成人
偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)
割と昔から"エコ"に関しては懐疑的だったが、この本を読んでその片鱗が分かった。この本を読んだ限りでは、実際にはエコどころか環境に悪いにも関わらず、エコを売りにして儲けている人がいるというパターンが多い気がする。エコの問題に限ったことではないが、やはり自分で調べてみないと、与えられた情報というのはなかなか信頼できないものだ
読了日:04月28日 著者:武田 邦彦
カント―わたしはなにを望みうるのか:批判哲学 (入門・哲学者シリーズ 3)カント―わたしはなにを望みうるのか:批判哲学 (入門・哲学者シリーズ 3)
正直良く分からなかった・・・
読了日:04月27日 著者:貫 成人


ドゥルーズ―解けない問いを生きる (シリーズ・哲学のエッセンス)ドゥルーズ―解けない問いを生きる (シリーズ・哲学のエッセンス)
人間は主体的ではなく、ある構造によって動かされているというもの。人間はあらかじめ独自性が与えられているという理性的な人間を描くもの。そのどちらでもなく、人間はある漠然としたシステムから生成されると考えたのがドゥルーズ。その漠然としたシステムは、”構造”と呼べるほど確定しているものではなく、システムそれ自身も変化するものである。それゆえに、例えば数式であらわされるような法則によって人間が生成されるわけではない。だから私たちは予測の出来ない世界に飛び込んでいくしかない。という風に理解しましたがどうでしょう。
読了日:04月23日 著者:檜垣 立哉
はじめて読むフーコー (新書y)はじめて読むフーコー (新書y)
最後のキリスト教との関係は、類書にはあまり見られなかったところ
読了日:04月22日 著者:中山 元


プログラマの数学プログラマの数学
割と初歩的なところの本。個人的には停止性問題のところが良かった
読了日:04月21日 著者:結城 浩


フーコー―主体という夢:生の権力 (入門・哲学者シリーズ 2)フーコー―主体という夢:生の権力 (入門・哲学者シリーズ 2)
分かりやすい
読了日:04月20日 著者:貫 成人


図説・標準 哲学史図説・標準 哲学史
有名な哲学者たちの歴史がコンパクトにまとまっている本。コンパクトすぎて、現代に近づいてくるにつれて分かりにくくなっている感はあるが、偏りがなくスタンダードな本。
読了日:04月20日 著者:貫 成人

改訂新版 暗号の数理 (ブルーバックス)改訂新版 暗号の数理 (ブルーバックス)
シーザー暗号から量子暗号まで簡単な解説。
読了日:04月16日 著者:一松 信


出題者心理から見た入試数学 (ブルーバックス)出題者心理から見た入試数学 (ブルーバックス)
自分が受験生の時代には、よくこんな裏技を発見して遊んだなぁ・・・。マークシートなのを逆手にとって問題を解くのもそれはそれで面白いけれど、やっぱり計算の過程のプロセスを重視しないと数学にはならないね。パターンだけだとそれは数学じゃなくてただの暗記だと思う。
読了日:04月08日 著者:芳沢 光雄

構造主義 (図解雑学)構造主義 (図解雑学)
構造主義自体というより、構造主義が思想として発生する過程や関連する思想などのほうが多かった気がする。でもそもそも思想っていうのはいきなり無から現れるものじゃなくて、今までの思想を組み合わせたりしながら出来るものだと思うから、これはこれで良い本だと思う。具体例が多いので分かりやすい
読了日:04月06日 著者:小野 功生
寝ながら学べる構造主義 (文春新書)寝ながら学べる構造主義 (文春新書)
寝ながら分かる程度には分かっただろうか。人間中心主義から構造っていう見方に変わったのはすごいと思う
読了日:04月05日 著者:内田 樹

アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)
多分5,6回目の再読。知能がないときのほうが幸せなのかもなぁ・・・
読了日:04月02日 著者:ダニエル キイス

読書メーター