2011年1月7日金曜日

2010年読書まとめ

2010年に読んだ本の冊数のまとめ。

@普通の本…151冊
@漫画…36冊


普通の本はお受験のために事実上3月から。
漫画は登録したのが5月なのでそこから。

今年は普通の本の冊数は多分増えるでしょう。
漫画は気分でしか読まないから分からない。

# 参考書・演習書みたいにただ"純粋に読む"だけじゃない本は入れてないから、実際はもっと多いんだけどね…

12月分の読書記録

12月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3199ページ

論理的原子論の哲学 (ちくま学芸文庫)論理的原子論の哲学 (ちくま学芸文庫)
うーん、正直言って分からないところのほうが多かった。構文論と意味論がちゃんと区別され始めたのはこの辺からなのかな?
読了日:12月30日 著者:バートランド ラッセル

言語哲学入門言語哲学入門
この本を読んだ限りでは、言語哲学ではまだ体系的な理論がそんなに無いらしいが、よくこれだけまとめられたなあと思った。特に言葉の意味については色々な考えが乱立しているように思う。個人的には気になったウィトゲンシュタインについて調べたい
読了日:12月26日 著者:服部 裕幸
シアター! (メディアワークス文庫)シアター! (メディアワークス文庫)
話自体は面白いと思う。ただ、語り手が誰なのか分からないところが結構あった
読了日:12月25日 著者:有川 浩


ラッセル幸福論 (岩波文庫)ラッセル幸福論 (岩波文庫)
非常に現実的で実践的であると思う。ただし、確かな原因がよくわからない漠然とした不幸に対する対処法なので、それを超える苦痛については特に触れられていない
読了日:12月24日 著者:B. ラッセル

幸福について―人生論 (新潮文庫)幸福について―人生論 (新潮文庫)
積極的な意味での幸福はなく、苦痛がないことが幸福の定義であるというのがこの本の趣旨。自分は幸福が苦痛を前提にしなければ定義出来ないことには著者に同意するが、苦痛がないことが幸福であるとは思わない。むしろ苦痛があるからこそ幸福を感じられると思う。苦痛が完全になくなってしまったら、そもそも幸福を感じる事もないと思うのだが、どうだろう
読了日:12月21日 著者:ショーペンハウアー
アンテナ (幻冬舎文庫)アンテナ (幻冬舎文庫)
現実に起きた出来事なのかそれとも夢の中の出来事なのかは、どちらでもいいと思う。いずれにしても、自分の心の問題に直面していたのは間違いない
読了日:12月17日 著者:田口 ランディ

哲学入門 (ちくま学芸文庫)哲学入門 (ちくま学芸文庫)
正直なところ、理解できたところよりも理解できなかったところのほうが多かった気がする。もう一回読もう
読了日:12月13日 著者:バートランド ラッセル

ふたりのロッテ (岩波少年文庫)ふたりのロッテ (岩波少年文庫)
離婚を児童文学の題材にするのは好ましくないという意見は当然あると思うけども、やっぱり自分はこの本のあとがきにある著者の「率直さを愛し、真実を尊ぶ」という考えに同意する
読了日:12月09日 著者:エーリヒ ケストナー
ラブコメ今昔ラブコメ今昔
普通のラブコメでも十分なのに、そこに自衛隊っていう要素が加わるのが面白い。自衛隊っていう一般の人から見たら特異な環境が恋愛に及ぼす影響(たまにしか会えない、明日にはもう会えないかもしれない等)を描くのが上手いと思った
読了日:12月07日 著者:有川 浩
モモ (岩波少年文庫(127))モモ (岩波少年文庫(127))
物語ではみんなが時間を取り戻してハッピーエンドになったけど、現実ではそうはいかないだろうな、、 1日のうちちょっとだけでもいいから自分の時間が作れたらいいなと思います
読了日:12月04日 著者:ミヒャエル・エンデ
自殺について 他四篇 (岩波文庫)自殺について 他四篇 (岩波文庫)
死んでしまったら、やはり今自分が感じてる現実の知性はなくなってしまうけれど、それは意志が現実(非形而上学的な世界)に現れ出る時の形態(?)だってことかな…?むつかしい
読了日:12月01日 著者:ショウペンハウエル

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