2009年6月17日水曜日

太宰治

久しぶりに文学の記事でも書いてみよう。

■太宰治ってだれ?
最近太宰治という作家の生誕100年だとかいうニュースがよくテレビでやってます。
また、生誕100年を記念して映画を作る計画や太宰治検定なんてのもあります。
だけど太宰治ってなんなの?美味しいの?って人もいっぱいいると思うので、かいつまんでお話しましょう。
さすがに太宰治(だざいおさむ)って読めない人いないよね?
念のために書いておこう、、

■太宰治について
太宰治(本名:津島修治(つしましゅうじ))は1909年6月19日に青森に生まれた昭和の有名な作家さんです。
書いた作品には、周りを恐れ道化を演じる主人公を描く『人間失格』、貴族の没落を描く『斜陽』など暗いものが多いけれど、『お伽草子』のように(自虐的だが)面白いものもあります。
太宰は裕福な地主の家庭に生まれ、(現在で言う)高校時代から文学活動に傾倒していました。
また、文学だけでなく左翼運動もしていたようです。
しかし太宰は大学に入ると講義についていけなくなり、左翼運動にも熱中していたために落第してしまいます。
そしてそのまま卒業できず、ついには自殺未遂までしてしまうことになります。
その後も太宰は文学活動を続けるのですが、自らの作品が芥川賞候補に選ばれるも当選しなかったためにまた自殺未遂を繰り返します。
ですが、やっと同人誌ではなく本当の作品として処女短編集の『晩年』が出た後あたりから太宰は少しずつ安定していきます。
その後はしばらく作品を書き続け、『富嶽百景』、『走れメロス』、『お伽草子』、『人間失格』などを出版していましたが、またもや太宰に悲劇が訪れます。
太宰は遺書に「小説が書けなくなった」という内容を残して愛人の山崎富栄と玉川上水で自殺してしまいます。
太宰の死体が発見されたのは、誕生日と同じ6月19日でした。
この日は太宰の作品『桜桃』にちなんで、桜桃忌と名付けられました。

■三鷹・青森 ~太宰ゆかりの場所~
太宰は生まれは青森ですが、文学活動のため三鷹(東京都)で長く生活していました。
そのため三鷹にも太宰ゆかりの場所がたくさんあります。
三鷹には太宰のお墓、行きつけのお店などがあります。
また、太宰治文学サロンなんていうのも最近出来たみたいです。
一方青森のほうには太宰の生家が残されています。
これも太宰の作品『斜陽』にちなんで、斜陽館と名付けられています。

■参考文献
http://ja.wikipedia.org/wiki/ フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

■個人的なお話
ここまで書いておいて言うのもあれだけど、自分が読んだ太宰の作品は『人間失格』、『斜陽』と一部の短編集だけです。
『晩年』、『お伽草子』辺りもそのうち読まなきゃな・・・

結局ここまでのばしておいて何が言いたかったかっていうと、明後日三鷹行きたいなって思っただけだよ!

雑多なもの

個人的メモも含む(というか大半がそれ)

・読書記録
ゼロの使い魔2
ゼロの使い魔3

・ぴあの
習い始めた
週1回ぴあの教えてくれる先生のとこ行くことになったよ

・数検
数検の申し込み終わった
1次試験頑張る

・資格試験スケジュール
数検:7/26
危険物乙5,6:7/11