2011年6月1日水曜日

5月分の読書記録

5月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:5015ページ

まなざしの地獄まなざしの地獄
ゼミの教科書になってたから読んだ
読了日:05月31日 著者:見田 宗介
クリスマス・カロル (新潮文庫)クリスマス・カロル (新潮文庫)
あんまり王道的な作品を読んでいないので自分にはちょっと物足りなかった気もするけど、良い本だとは思う。大体どの人に薦めても不評は買わないかなあ
読了日:05月30日 著者:ディケンズ
痴人の愛 (新潮文庫)痴人の愛 (新潮文庫)
初めて谷崎潤一郎の作品を読んだけれど、これはなかなか良い。ところどころで昔シャボンで洗ってやったこととかをもう一度やってみたり、思い出してみたり。そして最終的にはもう奴隷同然になってしまう
読了日:05月29日 著者:谷崎 潤一郎
私の男 (文春文庫)私の男 (文春文庫)
再読。全体としてもそうだけれど、やっぱり特に1章が圧倒的。だから、この本を初回で読むときには1章で引き込まれる。だけど、この本を本当に味わいたいなら、時系列通りに読んで最後に1章を読むと花と淳悟の気持ちが追える。15年たった後の、もはや過去の情愛しか残っていない気持ち。本当に、これからどうすれば幸せになれるのだろう。再読しないではいられない
読了日:05月27日 著者:桜庭 一樹
だまされ上手が生き残る 入門! 進化心理学 (光文社新書)だまされ上手が生き残る 入門! 進化心理学 (光文社新書)
教科書に指定されてたので一応一通り読んだ
読了日:05月22日 著者:石川 幹人
イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)
たまに入るリアルな描写が好きだな。ただの粥なのに今ではそれを待ち焦がれているとか、、
読了日:05月18日 著者:ソルジェニーツィン
ファウスト〈2〉 (新潮文庫)ファウスト〈2〉 (新潮文庫)
やっと読み終わった。本当に色んな要素が盛り込まれていて、全部追い切れなかった。再読するときは、ギリシャ神話と聖書をちゃんと読んでからのほうがいいかもしれない
読了日:05月17日 著者:ゲーテ
ファウスト〈1〉 (新潮文庫)ファウスト〈1〉 (新潮文庫)
色々な要素が出てきて、全部は多分掴めてないけども。自分が心から実感したことでないと意味ないとか、恋愛に関するところとかはいいなと思った。後半に期待
読了日:05月09日 著者:ゲーテ
哲学の教科書 (講談社学術文庫)哲学の教科書 (講談社学術文庫)
哲学がすんなりとよく「理解」出来てしまう人は、あんまり哲学者には向かない。むしろ本当に当たり前で普通の人がなんとも思わないようなことでつまづく人のほうが哲学の素養がある。考え抜くことが重要
読了日:05月08日 著者:中島 義道
私の男 (文春文庫)私の男 (文春文庫)
この本を読んで良かった。桜庭一樹の作品の中ではこれが一番好きだ。逃れたくても逃れられない、むしろ本能的に喜びを感じてしまう。15年という月日は彼らにとってどういうものだったんだろう。ただ、個人的には時間を遡らなくても時系列通りでいいかなと思った
読了日:05月06日 著者:桜庭 一樹
少女には向かない職業 (創元推理文庫)少女には向かない職業 (創元推理文庫)
実際に起きたのは大変な事件だけど、起きた原因は誰が経験してもおかしくないような、そんな何気ないことだった
読了日:05月03日 著者:桜庭 一樹
ダロウェイ夫人 (角川文庫)ダロウェイ夫人 (角川文庫)
うーん…やっぱりこの書き方に慣れないと読みにくい。誰がしゃべってるのか分からなくなることがしばしば
読了日:05月03日 著者:ヴァージニア ウルフ
自殺について 他四篇 (岩波文庫)自殺について 他四篇 (岩波文庫)
認識できる世界に生きて(現象して)しまったら、人間必ずいつかは死ぬ。でも死ぬことはただ単に認識できる世界にある表象(知性)が消えるだけで、物自体としての意志は消えないと。意志自体は不滅(実際はこの言葉は認識できる世界の言葉のアナロジーで、認識できない意志の世界には不滅や消滅、主観と客観、時間すら存在しない)である。この辺はなんとなく分かったんだけど、その意志と知性を父と母がそれぞれ持っていて、子供がそれを授かるっていうのはよく分からなかった…
読了日:05月03日 著者:ショウペンハウエル
「人間嫌い」のルール (PHP新書)「人間嫌い」のルール (PHP新書)
共感出来る部分がたくさんあった。再読したい。ただ、ここに書いてあったことを実践するには自分も相当な時間かかると思う
読了日:05月01日 著者:中島 義道
心理学 (New Liberal Arts Selection)心理学 (New Liberal Arts Selection)
認知心理学、発達心理学、社会心理学、臨床心理学の四分野を軸とした心理学の入門書。特に発達心理学と臨床心理学はまだ定説と呼べるものがそんなにない分野が多いから、概論だけだと良く分からないと思った
読了日:05月01日 著者:無藤 隆,遠藤 由美,玉瀬 耕治,森 敏昭

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